My Homeを購入する前に・・・
①住宅の耐久性
住宅の定期点検
車には車検がありますよね。ではなぜ住宅には家検ともいうべき定期点検がないのでしょうか。住宅メーカーによっては定期的に以前住宅を建てたお客さんの住宅を定期的に点検を行うところもあるようですが、大体の住宅メーカーは住宅を建てたらそれまででたまに連絡を入れるところがほとんどなのではないでしょうか。
住宅の検査といってもそれほど大々的に分解点検するわけには行きませんので、住宅の外観所の悪いところや床なり、建具の調整などが主な点検内容となります。
住宅は引渡してすぐに不具合が発生する車などでいう初期不良を過ぎると約10年近くはそれほど不具合は発生しません。
しかし、住宅は不具合は発生しなくても材料の傷みや設備類の耐久年数が限界を迎えたりします。このようなときにはできるだけ早いうちに補修、取替えをすることで住宅の寿命は長くなっていきます。
25年の住宅ローンを組んでいた場合25年目以降は住宅ローンを払わずに暮らすことができるか取り壊しになるかは住宅の住み手しだいであるといえます。
残念ながら取り壊しになった場合賃貸を探す時にこのサイトを役立てて下さい。
フロアワックスでフローリングを長持ちさせましょう
住宅工事の竣工前に新築住宅には掃除屋さん（ハウスクリーニングメーカー）が家中をきれいにクリーニングしてくれます。それこそ隅から隅までチリ一つなく掃除をしてくれますので、とてもすがすがしい感じがします。
そのクリーニング時にフローリングはワックスを施工してくれます。このハウスクリーニングでかけたワックスは仕様によって、滑りやすいワックスと滑らないワックスの２種類があります。どちらのワックスも表面が鏡面状態になりとても輝いています。
しかし、フローリングのワックスも新築のうちはその状態を保っていますが、約半年もすると輝きが落ちてだんだんとくすんできます。そのような時はワックスの塗りなおしをする必要があります。
そのときに注意する点があります。それはフローリングに残っているワックスを除去することです。当たり前ですが、その前に掃除機をかけてフローリング面をきれいにしておく必要があります。
フローリングのワックス除去を行ったら、フローリングワックスを塗っていきます。このときにできるだけ部屋の中を片付けておいてください。また、塗り斑がないように満遍なくワックスを塗る必要があります。
このようにワックスを半年に１度塗ることでフローリングのもちがぜんぜん違ってきますのでぜひチャレンジしてみてください。
住宅の保証制度
現在のほとんどの住宅には、１０年保証がついているのではないでしょうか。この品質保証制度はとてもよい制度です。しかし、建築業特有のあいまいさも見逃すことはできません。
その一つに基本構造部分（柱・梁など）に発見された瑕疵（かし）及びその瑕疵（かし）が原因の不具合等保障のするとありますが、どこまでを不具合とみなすのか判断が難しいです。
明らかに雨漏れなどが発生した場合などは保証の範囲内でしょうが、建具の調整が悪くなったものは１０年保証には含まれません。これらの些細な不具合はビルダー（建設会社）との信頼関係で無償で直してくれることが多いようですが、あまりクレームばかりいうお客様（クレーマー）のところには建設会社も敬遠しがちになってしまいます。これは人情だと思います。
また、６０年長期保証などをうたっている保証機構もあるようですが、実際問題木造住宅で６０年間保証することはまず不可能でしょう。木造住宅の場合やはり１０年周期で手入れをしていかなければ不具合は必ず発生します。
長期保証を当てにするよりも、日ごろのメンテナンスが住宅にはとても重要なことだと思います。
地震に強い家づくり
最近日本各地に大きな地震が頻発していますよね。いつどこで起こるかわからないのが地震などの天災です。本音を言えば自分の住んでいる地域だけでも地震が起こらないで欲しいと思ってしまいがちです。しかし、何度も行っているように地震などの災害はどこでいつ起こるかわからないものです。その地震が起こることを予想して、住宅も作る必要があります!!
最近の住宅は法律の規制である程度耐震構造でなくてはならなくなっていますが、直下型の大地震などが起きた場合多分倒壊してしまう住宅が多いのではないでしょうか。
住宅というのは外の世界から身を守るために必要なことが第一の役割だったはずです。その住宅が地震で倒壊したら家の構造物の下敷きになって亡くなってしまうこともあります。
そのようなことが極力起こらないように住宅には地震に対して強いつくりを求めたいものです。
木造住宅の場合筋交いだけではなく耐力壁と言われる構造用合板を外壁面に張り巡らしたり、構造金物を多く取り入れたりする住宅が増えてきています。しかし、いくら構造用合板を貼り付けたり、構造用金物をたくさん取り入れても正しい使用をしなければ意味がありません。夢のマイホームを建てる時にはそのあたりの品質管理は徹底するように住宅メーカーに指示するようにしましょう。
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Last update:2018/12/3